研修旅行の成果はともかくとして
 「先週来来たけれど、お休みだったんだね?」と言われて、
「それはそれは、相済みません。研修に行っておりました」
 すると、相手はにやりと笑って「研修・・・、ね!」
 よく分かっておいでのようでした。
 
 「でもそういう殊勝な心がけが、まるでなかった訳でも
なかったんですよ。ええ、実際。その証拠に『手作り村』という所にも
行ってきたし、むろん高名なおそば屋さんにも行ってきたし」
 と苦しい言い訳をしていると、「だったら、そうしとこうか」

 一昨日の朝、『ロマン館』での買物の後、
出ようとしたら、どうした訳かエンジンがかかりません。
 咄嗟のこととて、頭が真っ白になってしまいました。
 というのも、その日は大勢様の予約が二組が入っていて、
そうでなくとも朝は気ぜわしいときだったからです。

 すると、顔見知りのお茶屋の青年が近づいてきて、
「どうしました?」「エンジンがかからなくって、ね」
「ははあ、バッテリー切れですね。なんでしたら、
修理工場やってる友達がいますので、呼びましょうか」
 「助かります。ぜひ、そうしてください!」
 
 というので、難なく物事は解決いたしました。
 急ぐというので、お茶屋の奥さんが民家村まで
わざわざ送ってもくれました。持つべきものは、
友人知人、人と人とのつながりです。
 それも、強く思ったのは、都会では、
多分こんな具合には行かないだろう、と言うことでした。

 急場を助けてくれたお茶屋さんと、同様に若い修理工場主は
同じ和水町商工会青年部の人たちでした。彼らは民家村での
町のイベントでいつも手伝っている常連です。そして大事なことは、
町の未来は彼らの双肩に、多分かかっていることです。

 奇しくも今回、表向き『研修旅行』の途中で買ってきた本が
『里山資本主義ー日本経済は「安心の原理」で動く
(藻谷浩介著 NHK広島取材班)でした。実に
研修旅行にふさわしい『目から鱗』の本でして・・・

 その本にありました。
 「われわれが生きていくのに必要なのは、お金だろうか。
それとも水と食料と燃料だろうか。間違えてはいけない。
 生きるのに必要なのは水と食料と燃料だ。
 お金はそれを手に入れる手段の一つにすぎない」。
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 写真は盛岡の『手づくり村』です。雨や雪の多い所だからか、
回廊がぐるりと巡らされているので、すべてが順序よく見られます。
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by sobaya-mokuami | 2013-11-03 17:42
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