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上のタイトルは、『星の王子さま』を書いた
アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの『人間の土地』にあった言葉です。 樫の木を植えても、すぐにはその木陰に憩うことは 誰にも出来ないのです。うーん、良い言葉だ! 日曜の夜から降り続いていた雨も、一夜明けて今はやみ、 (空にはいちめんまだ厚い雲に覆われているものの)、 静かでのんびり、とてもいい休日日和(私にとっては)の朝となりました。 で、自分で休日用の「濃いコーヒ」を淹れ、さあてと今、 やおら、パソコンに向かっています。久しぶりのくつろぎタイム。 先週はまたゴールデンウイークとは別の意味で忙しく 暮らしていました。「別に意味で」とは、 営業成績には関係なく・・・の意味で、 それはそれで、たいへんに充実した一週間ではありましたが・・・ と、言いますのも、気の置けない古〜い友人達が訪ねて来てくれたから。 (体調を崩しがちの友人には)「どう?このところ身体の調子は?」 (いつも何かにチャレンジしてる友人には)「何かまた新しいこと企んでる?」 (読書家には)なにか面白い本に出会った?」などと、互いに遠慮なく、 衒いもなく、聞き合えたのが良かったのかもしれません。 そんな風に無遠慮に、時に心の中まで立ち入った話は、 普段の暮らしの中では、ほとんど有り得ませんからね。 ある程度の距離は、まあ仕方ない。 それに、この歳になると、だいたいまともな本(?)をまじめに 読もうとしている人は、周囲には全くおりません。 そういう私だって実際はそうなんですが、少しは、ね。 たまには、まともな話もしたいじゃありませんか。たまには・・・ 「旧友」とは、だから、本当に有り難い存在なんです。
by sobaya-mokuami
| 2014-05-26 10:30
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