肥後民家村?にして、かつ文化村?
 サクラに浮かれて、連日更新です。
 夜中に降ったらしい雨も明け方近くにはすっかりやみ、
多少はまだ湿っているかと思った芝生も、触ってみれば
さほどでもなく、本日3月29日日曜日、
甚だ気分の良いお花見日和となりました。

 さらに気分が良かったのは、初っ端から和装の
お嬢さんを皮切りにして、後はほとんど客足が
途切れることなく順調に推移し、かなり多めに用意していた
麺も早々に売り切れてしまったことです。

 和装と言えば、とても印象的な光景を思い出します。
 1999年、博多座の杮(こけら)落としの時、私達は
夜の部を見るつもりでロビーで待っていたのでしたが、
昼の部の終焉とともに、博多の芸者衆が20人程、
襟を抜いた正装?で、一団となってエスカレーターから降りてきました。
 
 ロビーの皆は「オオーッ」と歓声を上げて喜びました。
 庶民には滅多には見られない図に、一同大喜びしたからです。
 その光景を見て興奮した仲間に、紋付袴の小父さん達や、
色紋付の艶やかなおばさん達が大勢混じっていました。

 「何者?」と思ったので、「みなさんは何かの団体ですか?」と 
白扇を手に傍らに立っていた小父さんに訊いてみました。
 「ああ、わしらは紋付会の者で」「ええーっ、紋付会とは
えらい変わった名の集まりですね」「ああ、どこの家もせっかくの着物が
出番がなくて、タンスで腐ってるやろう。だから、こうして虫干しがてらに
みんな揃うて花見やら月見やら観劇に着ることにしているんだ。
どうだね、ひとつあんたもお仲間に?」

 それは遠慮することにして、しかし、とても感心しました。
「日本にはまだまだこういう優雅さがのこっているんだね、
これこそが、文化なんだ」と、つくづくその時思いました。
 『肥後民家村』がそういう文化の舞台になったり、
受け皿になると良いんですが・・・ね。 
 可能性は・・・全くゼロではないと思うんですが。
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by sobaya-mokuami | 2015-03-29 22:34
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