せっかくの花が・・・
 月にむらくも、花に風。朝から大変な風と雨でした。
 今日は、お店を開けてもおそらく・・・と
思いましたけれども、だからといって閉める訳にはいかず、
渋々出勤。確かに人は、少なかったけれど、
お陰さまで、たっぷりと本が読めました。

 昨夜、滅多に見ないテレビで、たまたま面白い番組を発見。
 往年の宝塚ジェンヌたちが先輩後輩入れまじり、
いろいろなことにチャレンジし、その出来映えで
容赦なくランク付けされる、と言う番組でした。

 日頃、年功によって序列が決まり、後輩達を
厳しくしつけていた筈の先輩らも、ここではまるで異なり、
右往左往。慣れないことに悪戦苦闘。必ずしも、
先輩たちが優秀とは言えないところがとても皮肉で、
思わず笑って見入ってしまいました。

 特に面白かったのは、俳句の部で、誰しもが
『夢』の一文字を使いたがるのを見て、師範に「月並み」、
あるいは「平凡」などとビシビシ酷評されるのが小気味よく、
それでも、僅かの手直しでまあまあの作になるのに
「なるほどなあ」と感心させられたことでした。

 確かに俳句を作るのは、非常に難しく、
私も生涯何回かチャレンジしてみましたが、
ある本を読んで、自分には批評は出来るけれど、
句作の才能がないことがしみじみ実感致しましたので、
それ以来、すっぱりあきらめているのです。

 それは、・・・講談社学術文庫から出ている
阿部しょうじんという人の『俳句ー四合目からの出発』
という本であります。それを読むと、
 「世の中には、いかに駄作が溢れているか」が分かり、
私たちがいかに「月並みな表現地獄に陥っているか」も、
「俳句を作ろうなんて、大それたことは思っちゃいけないか」も、
よーく分かってくるからなんです。
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by sobaya-mokuami | 2015-04-03 21:05
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