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江田船山古墳でも、例の騒ぎが・・・
 「ポケモン騒ぎ」は、全くよそのことかと思いきや、ここ、
肥後民家村(正確に言うと、江田船山古墳公園の方みたい)にも、
若者が殺到しています。(というほどでもないけど)そこそこに、
朝から何組かの親子とかがスマホ片手にうろついています。
 
 「やれやれ、この炎天下にまあ、ご苦労なことで」と思うのは、私達
年寄りばかりで、それなりに皆さん、時代の波に乗って(と言うか、
流されてというか)一大ムーブメントを起こされているようです。

 「さんざん歩き回ったから、お蕎麦でも」になれば、
それはそれでこちらとしては非常に有り難いんですが、
なかなかそうはなりません。年代層が違うのでしょうね。
 この上は、どうか皆さん、夢中になって歩き回り、
熱中症などに罹り、救急車騒ぎなど起こされませんよう、
傍から祈るばかりです。

 写真の奥にあるのが、夜川けんたろうさんの
絵本工房のある水車小屋です。緑が涼しげです。
 先日、氏のお母様がいらっしゃって、いいお話を伺いました。
 民家村内にある、各種の、どこにもない篠笛とか能面とか刀の拵えとか、
あまりありきたりではないモノづくりに地道に頑張っている工房を
もっと全国的に情報発信してゆく必要がある、とのご意見でした。
 おおいに意を強くしました。

 コンセプトづくり、つまりは「肥後民家村『らしさ』の創出」を考えるなら、
現にある手持ちの「資源をどういかすか」なんだから、そう言う意味で、
「ちゃんと見て下さってる方もいらっしゃるんだ」と思いました。
 
 奇しくも今朝の新聞に、「地域おこしは『是』から」という記事が載っていました。
 解説では「是とは方策」のことらしいけれど、私は「是即ちイエス」のことだと
解釈しても良いのではないか、と思っています。
 無い物ねだりではなく、今あるヒトモノ資源を肯定する。そこからしか、
物事は始まらないからです。その点では、町の方針はどうなんでしょうね。
 昨年は、「テナント入れ替え」騒ぎもありましたけれど、
結果は・・・少しは、事の次第を分かって下さったんでしょうかね。
江田船山古墳でも、例の騒ぎが・・・_f0132192_21212051.jpg

by sobaya-mokuami | 2016-07-27 21:21
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