世迷い言を少々
 朝日新聞木曜日掲載の(生物学者)福岡真一先生のコラム『動的平衡』は、
とても分かりやすくて面白く、しばしば雑談の受け売りネタに
勝手に使わせて貰っています。

 数日前にも慥か、このページ上で、そのテを使った記憶があります。
 けれど、しばしば誤読したり、曲解したりして、おそらく先生の本意とは、
まるで異なる解釈、或は強引な「引用」をしたりしてるかもしれません。
 ややもすればそうなりかねませんけれど、「ええい、ままよ」とばかりに、
今回もそれを下地に、手前勝手なへ理屈をこね上げたいと考えています。
 
 先生は、今西錦司の偉大な研究について触れ、カゲロウの研究から
「異なる種であっても、互いに他の命を尊重するような
絶妙な棲み分けをしてる事実」に着目し、そこからさらに、生物進化を
単に突然変異と自然淘汰だけから説明する正統ダーヴィニズムとは
いささか異なる新しい考え方、つまり「進化は、変わるべき時が来たら、
環境によって一斉に変わる」という、新しい学説について振り返られておられます。
 そして、今西錦司のこの偉大な研究について
「今は忘れ去られている説であっても」と、敬意を込めて、
いまだ仰ぎ見ておられるような口ぶりでした。

 私が注目したのは、「変わるべき時が来たら、変わる」という一節でした。
 テロや戦争、核を始めとする環境汚染、露骨な格差社会などなどで、
この救い様もない愚かな人類が、いつかは「変わるべくして変わってゆく」のだろうか、
ということを思ったからです。温厚で、心優しく、思慮深いとされた
ネアンデルタール人が、好戦的で、愚かな現人類であるクロマニヨン人に
取って代わられたしまったように、いつかはもっと、時期が来て、
一斉に、今度はもっと出来の良い人類に生まれ変わることが出来るなら、
それに私は期待しようと、思ったからなのです。
 私たちの時代には無理でも、いつか、人類が生まれ変われるのなら・・・
 そうしたことが、若し可能なら・・・ねえ、皆さんもそう思いませんか?
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by sobaya-mokuami | 2016-10-07 19:54
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