ご縁が切れて、ちょうど一ヶ月経ちました。でも・・・
 歌舞伎役者『吉右衛門さん』の語りを・・・
 要するに『芸談』というヤツです。『語る』という
朝日新聞の連載コラムで、各界の有名人をピックアップして
何かしら語らせようと言う名物のシリーズものです。
 
 七月という月は、只でさえ暑い上に、政治家や官僚たちの
あまりにもくだらない失言騒ぎや無責任さや、保身の為の
言い逃ればかり、果ては辞任騒ぎまであって、うんざりする程
さんざん聞かされておりましたので、一服の清涼剤がわりにでも
なればと思い、私は楽しみながらその記事を読んでおりました。
 文章そのものは、7月10日から14回に亘って、本人さんが色々と
語ってくれたものを山根由起子というライターさんが聞き書きしたものです。
 
 かねがね私は、吉右衛門さんそのものの風貌が好きなんです。
 実は昔、取引していた堺の刃物問屋の親爺さんに似て、
静かで温厚なお人柄なんかも・・・そっくりなんで。

 ただしご本人は、当初スタートした女形としては
背が高すぎるし、地味でもあるし・・・と、若い頃は色々と悩みつつ、
それでも誠実に、役者としての本分も忘れることなく、
歩一歩と努力してこられたみたいです。そこもいいですね。
 近頃の薄っぺらい政治家どもとは、そこが違います。
 連中は、自分の『本分』と言うものを判っているのかどうか。

 しかも、「最近になってやっと役者が自分の『天職』だと
思えるようになって来た」という台詞にちょっとしびれましたね、私は・・・。
 だって、私は、その天職めいたものだと思っていたのを、
ついこの間、取り上げられたばかりですから・・・
 それも・・・まるでわかっちゃいない町役場の若い連中に。
 もっとも私の場合は、それでもなんとか、「したたかに楽しみながら
別の形でやってはゆこう」と、目論んではいるんですけれど、それなりに・・・
 さあて、どうなりますやら、お楽しみに・・・といった所でしょうか。
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by sobaya-mokuami | 2017-07-31 18:47
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