その後、ナニしてます?生きてます?
 ・・・と、何かと心配して下さる方々がいらっしゃるので、
優雅な?隠居生活のあらましを、かいつまんでご報告致します。
 
 娘達夫婦が自宅階下にTHISデザインと言う名の事務所を構え、
同じスペースを多目的なホールと見なして『IN THE PAST』 なる呼称で
種々のワークショップなどやっているのは、先月ご報告したばかりです。
 が、今回は、娘達が以前から仕事の関係でご縁のあったアパレルの
『サラジジ』(SARAXJIJI)さんというメーカーさんと、
小岱焼きの窯元『瑞穂窯』さんの作品の展示・即売会をやっています。
 
 もともとこれらの商品自体は、センスのある奥様お嬢様達に
大変人気のあるアパレルと陶器ですので、別に心配はしておりませんでした。
 そうは言っても、やはり娘達のやることだから気にはなるのでしたけれど、
事務所自体のソーホー的な雰囲気も若干は功を奏したか、初日以来、
冷え込みのきついお天気だったにもかかわらず、お蔭さまで
手応え充分なめざましい反響が続いております。

 無論、私達夫婦が先頭に立って、特に何かをしたというワケではありません。
 ですが、そのお手伝いと言うか、たまたま土曜日に併催で行なった
ギター演奏会用のお客様の為の椅子の搬入搬出を手伝ったり・・・
縁の下の力持ち的な下働きをしたりなどして・・・よそながらの協力を
けっこう楽しんで年寄り二人もやっております。
 
 でも、なんですね、年寄りは祭り上げられ閑居して陰気になるよりは、
こうして若い人たちの為になるようなことなど、邪魔にならぬ程度に
やるのは、心身共々自分の健康の為には良いことなのかもしれません。
 運動にはなるし、気分はそれなりに高揚するし、なによりご飯が
ますますおいしく頂けるし・・・で。「お母さん、おかわり」「ダメ!」
 なんだかだから、この分だと私の寿命も当分の間はこの調子で、
なんとか保ってゆくのではあるまいか、と秘かに思ったりもしています。
 なんせまだ、76歳ですからね。まだ・・・たったの・・・
 写真は自宅周辺の山々です。奥の山がいわゆる小岱山です。
 
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# by sobaya-mokuami | 2017-11-12 23:01
先日はありがとうございました
  遊んでたつもりは毛頭ありませんでしたけれど、
うかうかとしてる間に、いつしか知らず、六月末の閉店以来
今日までおおよそ四ヶ月近く経ってしまっておりました。
 
 それにしましても先日は、本当にありがとうございました。
 閉店以来の始めての試みでした。「いまさらご案内を出しても、
本当にきて下さるものやら」と、内心危ぶみつつ、
おそるおそる試みた『名刹でのお食事会』でしたけれど、
お蔭さまで10/30と11/5の二回とも大盛況のうちに、
めでたく無事に終わることが出来ました。 

 ありがとうございました。「いつご案内が来るかと待ってたよ」とか、
「親爺さんも元気で良かった」とか、「相変わらず旨かったよ」とか
お客様からおっしゃって頂いて、或は無言でニッコリと再会を
喜んで下さって、たいへん嬉しゅうございました。
 最年少の木阿弥蕎麦フアンでもあるグッジョブ坊やからは 
手作りクッキーの差し入れまでありました。
 「これとこれは、ボクが作った」「え?すごいな!」
 本当に皆様、ありがとうございました。
 蕎麦屋冥利に尽きる思いでございました。

 来年、時候の良いときを狙って、お寺さんにご協力頂いて、
またまた同じようなことを試みたいと考えております。ご期待ください。
 なお、その他の場所で、不定期ではありますが、
大牟田の イベント空間?『I N THE PAST』を使ってのワークショップ、を
『そば打ち体験教室』を開催することも考えております。
 これはあちらの都合もあることだし、話を付け次第に
追ってまた、皆様には詳しくご案内申し上げます。

 とは申せ、なにしろ私もこの齢でございますから、こんなかってなことが
いつまで出来ますことやら、まるで見当もつきませんし、お約束も出来ません。
 が、ボチボチと身体が続く限りは楽しみ半分に、あまり無理せぬ程度に
頑張ってみようと考えております。どうぞお気軽にお電話なりとお問い合わせください。
 
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# by sobaya-mokuami | 2017-11-07 17:17
今日は記念日
 今日は、平成29年10月10日です。私達夫婦にとって、
記念すべき特別の日になっています。というのは、15年前の
まさに今日、和水町肥後民家村で、蕎麦屋を始めたからでした。
 つまり、肥後民家村での蕎麦屋木阿彌のお店は、今年六月末で
一応閉店という形になってますので、正確に申せば、通算14年と8ヶ月間という
長きに亘っての営業期間だったという勘定になります。

 そのことを知ってか、知らずか、このところ色々な蕎麦屋の
お客様だった方が入れ替わり立ち代わり、私どもの自宅へ
遊びに訪ねて来て下さいます。
 中にはわざわざ山鹿からご本を一抱えご持参頂いた方や、
或は姉妹ご家族でいらっしゃって「そば打ち体験」をされた方、
あるいはまた「大牟田に来たから、序でに」という方なども。
 皆さん、一様に心配して下さってるみたいです。「元気にしてた?」
「落ち込んでない?」
  
 七月以来(三ヶ月あまりの)暫くの間は、自分たちの引っ越しと片付けと、
それにガタの来た自宅改修の造作などで、職人さんの出入りがあって、
慌ただしくしていた時期がありました。
 でも、それもひとまずは落ちつきました。(そうなってくると、
半ば、逼塞状態にある年寄り夫婦には)訪ねて来て下さった方との
久々のお喋りは、実に楽しく、またおおいに刺激にもなったのでした。
 まさに「元気を頂いた」心地でした。
 
 こんなこと言っても、今更どうにもなりはしないのだけど、
15年前の今日、(繰り返しになりますが)蕎麦屋は
意気揚々と開業したのでした。しかし15年間なんて、
本当にあっと言う間でしたね。だからなのか、気持ちは
当時も今もまったくと言っていい程、変わりません。
 開店当初からの私達の信条と言うか、行動指針と言うか、
こうしてお店をたたんでしまった今になっても、
依然としてなんら変わる所はないのです。

 それは・・・「我儘」は埒外としても、一事が万事を
せめて「我が・まま」に、つまり「我が信じるまま」に、
「我が心の赴くままに」やって行こうということなのであります。
 自由に、奔放に、大胆に、且つ濃やかな気配りのもとに・・・

 今日、近くのスーパーに買い物に行くカミさんに同行して行ったついでに
本コーナーに立ち寄り、そういう記念日だからと、つい買ってしまったのが
『自分らしくはたらく手帳』(前田康二郎)という題名の本でした。
 それには「フランス式 毎日が面白くなる」という副題がついておりました。
 本当は『サイエンス全史』というヤツも買いたかったのですが、もはや
しがない浪浪の身となってしまった今では、上下二册に分かれた、
分厚く高価な本などは、おいそれとは手が出ません。やーめた!でした。

 で、ともかくも乏しい私のお小遣いの中から、やっとこさ買い求めた本の
始めの方の頁に書いてあったのが、「生き方の中にはたらき方がある」という
素晴らしい言葉でした。「これだよ、これ、これ」と、思いました。

 生きる為に、或は食う為に働くというのが、普通の考え方かもしれません。
 もちろん私だって、正直、食う為に働いてる部分はあります。ありました。でも、
そればっかし、ではありませんでした。それだと「つまらない」からです。
 だから本当は、そうではないのです。そうではなくて、うーん、
なんと言えば良いのか、仕事は、「楽しくやりたい」のです。
 だから、少なくとも、生きる為の主たる目的にはしたくない。

 だとしたら、本の言葉は、まさに私達の生き方そのもの、考え方そのもの、
今までのはたらき方そのものじゃありませんか。
 食うために稼ぐのではなく、(むろんそれも多少はあるけれど、
そればかりではなく)、人生を楽しむ為に、はたらく・・・
蕎麦屋稼業がそうであったように・・・
 そう考えたら、今日がまた、その本のお蔭で新たな一歩を
踏み出してゆけるような、そんな気がして参りました。
 「よーし、やるぞ」の心境かな?
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# by sobaya-mokuami | 2017-10-10 14:47